2018年12月27日

来年度について・おすすめ本

そろそろ2018年も終ろうとしているわけで、もちろん悠久かつ広大なる宇宙全体から見れば、銀河の外れにある太陽系の第三惑星で人間が決めた暦などさほど意味は無いのだが、ひとまず年末年始の休みに入るのは楽である。これでいいのだ。

休みと言えば、来年の4月1日から9月11日まで研究休暇を取ることになった。まだ出さなければならない書類もあるものの、一応正式決定、その期間は講義を含めた大学の業務を免れて研究に専念することになる。

予定としては、これまで4年生向けの文学論で扱っていた「作者」について論じたものをまとめるのと、これまで書いてきた大江健三郎・太宰治・後藤明生・大西巨人についての論文を活用しつつ、更にそれらを結び付ける大きな小説論にまとめていくことを考えている。

1890年代の小説についても手を付けたい気持ちはあるのだが、おそらく半年弱ではそこまでは無理。

これまでよりも、こちらに書く機会が増えることになるでしょう。

そういえば、後者の作業と関連しそうな本が出ましたね。

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これまでの『妊娠小説』『文学的商品学』『趣味は読書。』をふまえつつ、従来の戦後文学史とは違う観点(ノンフィクションやエンターティメントへの目配り)を提示しているのがユニークですね。それでも、書き落としているところがあるのは、新書という形態の限界としてやむを得ないのでしょう。
posted by kuwabara at 16:46| 大阪 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする