2018年04月07日

「1970年代の日本の〈小説家についての小説〉について」公開

前のエントリーでふれていた、「1970年代の日本の〈小説家についての小説〉について」は、レポリトジで公開される見込みがないので、自分で〈クワバラの研究〉の方に載せることにした(直接pdfファイルが開きます)。

主に取り上げているのは後藤明生と阿部昭の小説、語り手の小説家が自身の書いた小説について言及する小説である。同様の傾向を持つ葛西善蔵の小説を参照して、1920年代と1970年代の小説家の社会的な位置の共通性を論じている。

『昭和文学研究』68号に掲載されている「一九八〇年代の大江健三郎による自身の小説の再利用・再生の方法」の続編とも言える論文であり、また今後他の小説家の〈小説家についての小説〉を論じる際の出発点にもなる予定である。
posted by kuwabara at 19:26| 大阪 ☁| Comment(0) | 戦後文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする